糖尿病研究はピコリン酸等200–1,000 µg/日を3–6か月;血糖改善は一貫せず治療代替不可
レビュー済み・公開
クロム
三価クロムの必須性と必要量には不確実性があり、欠乏はまれです。
体内での役割
- 三価クロムの必須性と必要量には不確実性があり、欠乏はまれです。
食品源
- 全粒穀物
- 肉
- ブロッコリー
主張と根拠
クロムだけで疾病を予防・治療したり、不足のない人の健康を必ず改善したりするという主張は支持されません。
日本の基準量
- 日本の成人(年齢・性別等は記載どおり): 日本の食事摂取基準では成人の目安量・推奨量は設定されていません。
研究で用いられた量
- 糖尿病研究はピコリン酸等200–1,000 µg/日を3–6か月;血糖改善は一貫せず治療代替不可
耐容上限
- 耐容上限量は設定されていません;腎・肝障害の症例報告があります。
形態と吸収
製品形態: chromium picolinate, chromium chloride
- 形態で吸収は異なりますが、吸収率の高さが臨床利益を保証しません。
安全性・相互作用
有害事象
- 胃腸症状
- 腎障害
- 肝障害
薬・栄養素との相互作用
- インスリン、糖尿病薬、レボチロキシン
禁忌・要相談
- 腎・肝疾患、妊娠中は高用量を避けます。
選び方
- クロムの一回量、chromium picolinateなどの形態、アレルゲン、ロット品質試験を比較し、目的に合う単一成分品を優先します。
出典・レビュー
- NIH ODS mineral fact sheetsNIH Office of Dietary Supplements
Daiki Minaki(編集・根拠レビュー) ·