便通研究では成人に5–10 g/日を2–4週、少量から増量
レビュー済み・公開
イヌリン
発酵性フルクタン食物繊維で、腸内細菌の基質になります。
体内での役割
- 発酵性フルクタン食物繊維で、腸内細菌の基質になります。
食品源
- チコリ
- 菊芋
- 玉ねぎ
主張と根拠
イヌリンだけで疾病を予防・治療したり、不足のない人の健康を必ず改善したりするという主張は支持されません。
日本の基準量
- 日本の成人(年齢・性別等は記載どおり): 食物繊維として成人男性20–22 g/日以上、女性18 g/日以上(目標量)
研究で用いられた量
- 便通研究では成人に5–10 g/日を2–4週、少量から増量
耐容上限
- 固有ULなし;耐容性が実用上の上限
形態と吸収
製品形態: chicory inulin, agave inulin
- 鎖長で発酵速度が異なり、FODMAPに敏感な人は症状が出やすいです。
安全性・相互作用
有害事象
- ガス
- 膨満
- 腹痛
- 下痢
薬・栄養素との相互作用
- 血糖降下薬では糖質置換に注意
禁忌・要相談
- IBSの低FODMAP期や腸閉塞では自己使用しません。
選び方
- イヌリンの一回量、chicory inulinなどの形態、アレルゲン、ロット品質試験を比較し、目的に合う単一成分品を優先します。
出典・レビュー
- Dietary fibre and health outcomes: systematic reviewsWorld Health Organization
Daiki Minaki(編集・根拠レビュー) ·