欠乏治療量は原因により医療者が設定;爪や髪への高用量効果は十分確立していません。
レビュー済み・公開
ビオチン
カルボキシラーゼ補酵素として脂肪酸、糖、アミノ酸代謝に関与します。
体内での役割
- カルボキシラーゼ補酵素として脂肪酸、糖、アミノ酸代謝に関与します。
食品源
- 加熱卵
- ナッツ
- 鮭
主張と根拠
ビオチンだけで疾病を予防・治療したり、不足のない人の健康を必ず改善したりするという主張は支持されません。
日本の基準量
- 日本の成人(年齢・性別等は記載どおり): 成人 50 µg/日(目安量)
研究で用いられた量
- 欠乏治療量は原因により医療者が設定;爪や髪への高用量効果は十分確立していません。
耐容上限
- 耐容上限量は設定されていませんが、検査干渉は低用量でも問題になり得ます。
形態と吸収
製品形態: D-biotin, biotin in multivitamins
- 生卵白のアビジンは結合して吸収を妨げ、加熱で失活します。
安全性・相互作用
有害事象
- 毒性報告は少ないが重大な臨床検査誤判定
薬・栄養素との相互作用
- 甲状腺、トロポニン、ホルモンなどの免疫測定
禁忌・要相談
- 採血前に使用を必ず申告し、検査機関の指示で休止します。
選び方
- ビオチンの一回量、D-biotinなどの形態、アレルゲン、ロット品質試験を比較し、目的に合う単一成分品を優先します。
出典・レビュー
- Biotin interference with laboratory testsU.S. Food and Drug Administration
Daiki Minaki(編集・根拠レビュー) ·