脂質異常症ではニコチン酸を医療管理下で1–3 g/日;サプリの自己使用量ではない
レビュー済み・公開
ナイアシン
NAD/NADPの材料となり、エネルギー代謝とDNA修復に関与します。
体内での役割
- NAD/NADPの材料となり、エネルギー代謝とDNA修復に関与します。
食品源
- 鶏肉
- かつお
- 落花生
主張と根拠
ナイアシンだけで疾病を予防・治療したり、不足のない人の健康を必ず改善したりするという主張は支持されません。
日本の基準量
- 日本の成人(年齢・性別等は記載どおり): 成人男性 13–15 mg NE/日、成人女性 10–12 mg NE/日(推奨量)
研究で用いられた量
- 脂質異常症ではニコチン酸を医療管理下で1–3 g/日;サプリの自己使用量ではない
耐容上限
- 成人 250–350 mg/日(ニコチンアミド等、年齢・性別で異なる)
形態と吸収
製品形態: nicotinic acid, nicotinamide
- ニコチン酸は脂質作用とフラッシュが強く、ニコチンアミドとは同等ではありません。
安全性・相互作用
有害事象
- 紅潮
- かゆみ
- 肝障害
- 高血糖
- 尿酸上昇
薬・栄養素との相互作用
- スタチン、降圧薬、糖尿病薬、アルコール
禁忌・要相談
- 肝疾患、活動性消化性潰瘍、痛風では高用量を避けます。
選び方
- ナイアシンの一回量、nicotinic acidなどの形態、アレルゲン、ロット品質試験を比較し、目的に合う単一成分品を優先します。
出典・レビュー
- 日本人の食事摂取基準(2025年版)厚生労働省
- NIH ODS vitamin fact sheetsNIH Office of Dietary Supplements
Daiki Minaki(編集・根拠レビュー) ·