欠乏者へのレチノール補充。用量と期間は欠乏の程度を医療者が決定
レビュー済み・公開
ビタミンA
視覚、免疫、上皮組織の分化に必要な脂溶性ビタミンです。
体内での役割
- 視覚、免疫、上皮組織の分化に必要な脂溶性ビタミンです。
食品源
- レバー
- 卵
- にんじん
主張と根拠
ビタミンAだけで疾病を予防・治療したり、不足のない人の健康を必ず改善したりするという主張は支持されません。
日本の基準量
- 日本の成人(年齢・性別等は記載どおり): 成人男性 850–900 µg RAE/日、成人女性 650–700 µg RAE/日(推奨量)
研究で用いられた量
- 欠乏者へのレチノール補充。用量と期間は欠乏の程度を医療者が決定
耐容上限
- 成人 2,700 µg RAE/日(プロビタミンAを除く)
形態と吸収
製品形態: retinyl palmitate, beta-carotene
- 脂肪を含む食事で吸収。βカロテンの変換効率には個人差があります。
安全性・相互作用
有害事象
- 頭痛
- 皮膚乾燥
- 肝障害
- 催奇形性
薬・栄養素との相互作用
- レチノイド薬、オルリスタット、ビタミンA重複
禁忌・要相談
- 妊娠中は高用量レチノールを避け、喫煙者は高用量βカロテンを避けます。
選び方
- ビタミンAの一回量、retinyl palmitateなどの形態、アレルゲン、ロット品質試験を比較し、目的に合う単一成分品を優先します。
出典・レビュー
- 日本人の食事摂取基準(2025年版)厚生労働省
- NIH ODS vitamin fact sheetsNIH Office of Dietary Supplements
Daiki Minaki(編集・根拠レビュー) ·