大規模予防試験は天然型400 IU/日を年単位で検討したが、心血管・がん予防を支持しません。
レビュー済み・公開
ビタミンE
細胞膜の脂質を酸化から守るα-トコフェロール活性を持ちます。
体内での役割
- 細胞膜の脂質を酸化から守るα-トコフェロール活性を持ちます。
食品源
- アーモンド
- ひまわり油
- アボカド
主張と根拠
ビタミンEだけで疾病を予防・治療したり、不足のない人の健康を必ず改善したりするという主張は支持されません。
日本の基準量
- 日本の成人(年齢・性別等は記載どおり): 成人男性 6.0–7.0 mg/日、成人女性 5.0–6.0 mg/日(目安量)
研究で用いられた量
- 大規模予防試験は天然型400 IU/日を年単位で検討したが、心血管・がん予防を支持しません。
耐容上限
- 成人 700–850 mg/日(α-トコフェロール)
形態と吸収
製品形態: natural RRR-alpha-tocopherol, synthetic all-rac-alpha-tocopherol
- 脂溶性で食事脂肪と胆汁を要し、天然型と合成型で活性換算が異なります。
安全性・相互作用
有害事象
- 高用量で出血傾向
- 消化器症状
薬・栄養素との相互作用
- ワルファリン、抗血小板薬、ビタミンK
禁忌・要相談
- 出血性疾患、手術前、抗凝固療法中は高用量を避けます。
選び方
- ビタミンEの一回量、natural RRR-alpha-tocopherolなどの形態、アレルゲン、ロット品質試験を比較し、目的に合う単一成分品を優先します。
出典・レビュー
- 日本人の食事摂取基準(2025年版)厚生労働省
- NIH ODS vitamin fact sheetsNIH Office of Dietary Supplements
Daiki Minaki(編集・根拠レビュー) ·